終わらない夢を描こう

好きなものを、好きなだけ。

Are You Happy?に行った話。



2016/11/11、札幌ドームでのコンサートを皮切りに始まった、”ARASHI LIVE TOUR 2016-2017 Are You Happy?”。わたしは、初日と2日目にお邪魔してきました。今回は、このコンサートで感じたことや思ったことについて書き留めていきたいと思います。

※曲順や演出のネタバレをする予定は一切ございませんが、コンセプトや衣装などについては触れたいと思っています。嫌な方は、すみませんがお引き返しください。












まず最初に、初日が終わって一番に感じたことは「やばい、久しぶりに嵐のコンサートに来た気がする!!」でした。

アルバム曲を聴いた際に、アルバム名・ツアータイトルとは裏腹に、収録曲は大人っぽく、落ち着いた曲が多い印象だったので、”これコンサート大丈夫…?”と思ったりもしたのですが、完全なる杞憂でした。

ここ2年くらい、”魅せる”コンサートが続いたからでしょうか。Are You Happy?のツアータイトルのもとに構成された今回のコンサートは、シンプルで、キラキラしていて楽しくて、夢の国のように感じられました。王道スタンダードにファンを”幸せにする”コンサートは、これぞ嵐のコンサート、という以外に表現のしようがないと思います。王道の2時間半のなかにも昨今の嵐さんらしい、歌やダンスでは測りきれないパフォーマンスが組み込まれていて、ただただすごいなあと感じるばかりでした。


去年は、一人一人新たな挑戦をした、と会見などで大きく取り上げられていたソロコーナー。去年は、一つ一つの色が濃かったからこそ、今年はどうなるのかな…と思っていたのですが、今年は、今年らしい、それぞれの曲の色や雰囲気を全面的に押し出したものになっていました。想像が裏切られたりもしましたが、わたしはあの裏切り方、あまり嫌いじゃなかったです(笑)

あと、ソロコーナーで思ったことをもう一つ。二宮くんってやはりとんでもない表現者なんだなあと。彼のソロコーナーが始まった瞬間、ほんの一瞬で彼の世界観に引き込まれました。ギターやピアノを弾く二宮くんも、可愛くダンスする二宮くんもとても魅力的で大好きなのですが、曲の世界観をあのようにダンスや表情、指先の動きで表現することのできる彼は本当に申し分のない表現者だなあと改めて感じました。


最初に、衣装について触れたいと書いていましたが、それはアンコール時に嵐さんたちが着用していた上着のことです。その上着には、多分それぞれが幸せだと感じるものや好きなものがたくさん書かれていて。近くに本人が来た時はずっとその衣装を眺めていたのですが、そこに書かれていた言葉が本当に胸が熱くなるというか、心臓がぎゅーっとなるような言葉ばかりで。翔くんの胸の部分に書かれた”Rap”の文字。潤くんの左腕に太文字で書かれた”ARASHI”の文字。とても全部を把握することはできなかったのですが、それ以外にも5人がそれぞれ幸せを感じるものや好きなものがたくさん書かれていて。そんなたくさんのHappyが詰まった衣装をアンコールで着て、出てきてくれる。見てる側からすると、嬉しい以外の何物でもありませんでした。


今回のコンサートを通して、一番強く感じたことは”まさにアルバム・ツアーのコンセプト勝ちだなあ”ということです。今年のキスマイのツアーでも全く同じことを思ったのですが、やっぱりアルバムやツアーのコンセプトってものすごく重要なんですよね。ちなみに、今年のキスマイのアルバム並びにツアー名は、I SCREAMでした。アイスクリームとscream(叫ぶ)を掛け合わせた意味がある、というメンバー談の通り、ポップで勢いのある、おもちゃ箱のようなコンサートになっていました。

これを受けて、今回の嵐さんのコンサートもキスマイ同様にコンセプト勝ちだったなあ、と。一見するとシンプルすぎるタイトルですが、シンプルだからこそしっくり来るというか。好きなアイドルのコンサートでAre You Happy?と聞かれて、イエス以外の答えを口にする人がいるのでしょうか。そんな当たり前のことだけれど、口にするとちょっと幸せになれる。そんなパワーがAre You Happy?というタイトルに込められているのかなあ、とコンサートを通して思いました。


総じて、去年のJaponismツアーがジャニーズらしさにおける原点回帰であるとすれば、今年のツアーは、嵐のコンサートにおける原点回帰なのではないかなあとわたしは解釈しました。去年のコンサートは、嵐さん自身、「自分たちにとって原点回帰だ」とおっしゃっていて。それを実際に、コンサート会場でも聞いたのですが、その時のわたしにはどうもしっくり来なくて。原点回帰どころかむしろグイグイ進んでません…?と思ったのが正直なところでした。

しかし、今年のコンサートを見させていただいたことにより、自分のなかでやっと整理することができました。それが上に述べたようなことです。去年のコンサートが”ジャニーズのエンターテイメントにおける原点回帰”だとすれば、今年のコンサートは”みんなが普遍的にもっている嵐のコンサートのイメージへの原点回帰”なんです。

最近は自分自身、嵐さんから離れて生活をすることが多くなってきました。番組は、とりあえず録画してダビング行きですし、今年に入ってからはCDも手に取れていない、という状況です。アルバム曲だけは…!と思い、聴き込んでからコンサートに行きましたが、何せアルバム発売日からコンサートが近かったので、例年よりも聴き込んでは行けなかったなあというのが正直なところです。ですが、今年のツアーは、アルバム曲をベースに誰でも親しみやすい曲が顔を連ねる、中学時代の頃の”夢の国のような嵐のコンサート”だったので、心のどこかですごく懐かしい気持ちになりました。

これは、嵐さんから少し離れた生活を送っているファン一人の意見なので、他の大多数の皆さんが今回のコンサートをどのように感じたのかは分かりません(し、調べてもいません)。でも、今年初めてコンサートに行った方や久しぶりに嵐さんのコンサートに入った方は、すごく楽しかったんじゃないかなあ、と思います。ここ数年、”魅せる””芸術的な”コンサートをたくさん見させていただきましたが、”王道スタンダード”で”みんながニコニコ笑顔になれる”コンサートは、わたしが心のどこかでずっと見たいと思っていた、待ち望んでいたものだったのかもしれません。


ここまで自分の感想をつらつらと書いてまいりましたが、改めて潤くんのプロデュース力って計り知れないなあと思いました。15周年の記念番組で翔くんが「嵐っていうグループのコンサートの、ある一定の高い水準を維持しなければならないという点においては、もう松潤の代わりはできない」というようなことを言っていましたが、まさにその通りなのかな、と。嵐さんのコンサートってセットリスト・ステージ・映像・演出・衣装、全て含めて一つの”芸術”なんですよね。毎年同じことをやっていてもファンは飽きるし、だからと言って攻めすぎた演出をしたら、今度はゆるっと応援している人たちがついていけなくなる。そのような状況で、毎回みんなが満足できるようなコンサートを作っている、潤くんをはじめとした嵐さん。流石です。


まだまだツアーは始まったばかりですが、この先も大きな怪我などなく、オーラスまで駆け抜けられますように。そして、来年も、その先も、こんな素敵な夢が続いていきますように、という願いを込めて、最後の締めくくりとさせていただきます。ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました!